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海辺のさんぽCafe

亜熱帯の島・奄美大島から発信するWeb Cafeです。シーカヤックで海辺のお散歩や南島暮らしの  おしゃべりでのんび~りとお過ごし下さい。
2011/06/09

小学生シーカヤック体験教室

今日は毎年恒例の、
嘉鉄小学校の子供達へのシーカヤック体験教室。
元気な子供達、小学3年生から6年生までの13名が海辺のさんぽ社にやってきました。

このところ梅雨空でずっと雨降りが続いていたのですが、
ちょうど沖縄地方が梅雨明けした今日は、曇り空に少し青空がのぞき、
強かった南風も止んで、絶好のシーカヤック日より!

最初はシーカヤックを眺めて、その構造を見たり、特徴をつかんだり。
北方のイヌイットの人達が使っていた伝統的なカヤックの絵を見ながら
少しだけシーカヤックの由来のお話をした後で、さあ、さっそく海へ。

一度に全員がカヤックには乗れないので、2チームに分かれ、
チーム代表の先生のじゃんけんで海に出る順番を決めようか。
IMGP1788.JPG

早速、パドリングの練習。
大人用のパドルなので、君たちにはちょっと大きすぎるんだけど…ゴメンね。
IMGP1789.JPG

そう、腰を回してパドルで大きく漕いでね。
IMGP1790.JPG

それじゃ、海へ漕ぎだそう!
IMGP1792.JPG

最後は全員でカヤックを浜辺から運んで、使った道具は全て水洗い。
IMGP1794.JPG

子供達は順番に一人づつ、大喜びでカヤックの水洗いをしてくれるんだから嬉しいなー。
IMGP1796.JPG
2011/01/15

加計呂麻島で坂本龍一ピアノLiveのUST中継に参加!

ソーシャルメディアの夜明けに加計呂麻島から参加しちゃいました。

ここ1年で、インターネットでのソーシャルメディアが大きく広がってきました。
mixiから始まって、twitterの大流行。FaceBookの広まり(日本じゃ、まだまだだけど)
YouTubeで重大な映像が流されたり、web上の動きが実社会を動かすようにもなってきました。

そんな中、坂本龍一(教授)のソウルでのピアノコンサートをUstreamで中継して
日本全国各地で人々が集まって鑑賞するパブリックヴューイングを行おう、という
企画がtwitterでの情報の流れの中から立ち上がりました。

題して 「skmtSocialproject」

ソウルのコンサート会場での演奏をCD並の高音質で無料で配信する。
そしてそれを日本全国各地の有志の方々が会場を準備し、
皆で感動を共有しようという試みです。
とにかく現場の人たちが、ボランティア、手弁当で参加していて
大人の文化祭って感じて楽しんでいるのがガンガン伝わってきて
こりゃ楽しそう。

そして、坂本教授、仕掛け人のデジタルステージの平野さん、twitterで話題の津田大介さんらが参加した
このプロジェクトの事前ミーティングがUstreamで中継されていました。

僕はたまたま、この中継を見ていたんですが、なんと坂本教授が
「僕の知り合いが加計呂麻島にいて。そこでもやるって言ってるよ」
と発言するじゃありませんか!
坂本龍一と知り合いって??そんな人いるの?加計呂麻島の誰???


どうやら、昨年の加計呂麻島の森林伐採問題の時に坂本龍一氏が関心を寄せてくれて
その縁で@YamashigiDoさんが、連絡を取り合っていたようなのです。

こりゃ、もう、やるしかないっしょ!
ということで1月9日(日)に加計呂麻島の民宿「ゆきむら」さんで行われた
坂本龍一ピアノコンサートUstream中継パブリックヴューイングの会場へ行ってきました。

フェリーで加計呂麻島に渡り。
加計呂麻バスに乗り
IMG_0162.JPG
民宿「ゆきむら」さんへ。
IMG_0164.JPG
なんと手作りのポスターまでありました。
IMG_0163.JPG

この日は@YamashigiDoさんが大奮闘。
Ustream中継を大画面テレビに映し出し、BOSEのスピーカーで音を出すというセッティングもやってくれました。

この日集まったのは9名
少ない人数ですが、加計呂麻島の面白そうな人たちが一同に集まり。
それぞれが、お菓子やお酒、おつまみ等を持ち寄って、とても楽しい会場になりました。

産経ニュースのインタビューでは、またもや、坂本龍一さんが
加計呂麻島について語ってくれています。

インタビュー記事「柵のないネット、僕らも予想しない現象」

--隠岐諸島にとっては画期的だと言っていた
 「それがとても大事で、僕達はコンサートをやる時にきてくれたお客さんが目の前にいる訳で、その人達の為に演奏をする訳ですけど、来てくれなかった人の事は、あまり考えない、というか思考の外な訳なんですよね、普段は。だけど、見たいけど来られない事情がある人が結構いるという事も今回、よくわかって。島に住んでいるとか、病気で入院しているとかね。そういう人がみてくれている。パブリックビューイングでは、奄美大島の隣の小さな加計呂麻島でもやるそうで。それで、表参道と加計呂麻島をつないで、パブリックビューイングのソーシャル化、ということも起こっています」



残念ながら、加計呂麻島のインターネット回線では
帯域が狭くて、東京・表参道の会場と繋げることはできず…
でも、将来の可能性が見える試みだったと思います。

離島の暮らしで何が不足しているかというと
一番大きいのは「多様な意見、職業、専門的な知識をもった人たちと
ふれ合う機会が極端に少ない」ということだと思います。

ソーシャルメディアやインターネットの技術の発展は
離島においてこそ、新しい世界を開いてくれそう。
そんなことを感じた一日でした。
2011/01/04

島の正月行事「三献」(さんごん)

今年のお正月は、夕食を
ご近所の民宿ネプスダイブリゾート奄美によんでいただき、
島のお正月行事、三献(さんごん)をしていただきました。

元旦(元日の朝)にだけ行うものだとばかり思っていましたが
夜に行っても良いのですね。

まず、魚の干物を一口づつ手にとっていただき、
IMGP1392.JPG
その家の当主から、三段に重ねられた杯に焼酎を注いでもらい、一口いただきます。
IMGP1393.JPG

その後、一の膳(吸い物)、二の膳(お刺身)、三の膳(豚の煮物)と続きます。
(三献のやり方は地域や各家庭によって様々なので、ご参考までに)

今年は良い年にしたいな。
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taiga:
亜熱帯の島・奄美大島でシーカヤックのガイドをしています。 海辺の集落に住んでのんびり、ぼんやり、暮らしています。 現在、のんびりゆったりのシーカヤック・ツアー
海辺のさんぽ社 を主催。

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sanpokun

Author:sanpokun

好きなこと:
無人の浜でキャンプ,ボサノヴァを聴く, 雨の日の昼寝, 浜辺で焚き火, 夜空を眺めながら酒を飲む, シュノーケリングでサンゴ礁や熱帯魚を観察する, フェリーニの映画, ロバート・フランクの写真, パウル・クレーの絵画, 谷川俊太郎の詩, 池田晶子、中島義道の著作, ダッチ・オーブンの料理,

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